【中・上級者向け谷川岳縦走】谷川岳・一ノ倉岳・茂倉岳・武能岳・蓬峠・虹芝寮・一ノ倉沢避難小屋・土合口 7月
谷川岳から土合口まで健脚コース
2泊3日の縦走体験
花々に囲まれた尾根から
雨のなかでの滑落とビバークという天国と地獄!
シニアにとってはスーパーハードながら、人との繋がり、思いやりのドラマ
100の想いで自力踏破のレポート!
今回の登山概要
・日 程:2019年7月11~15日
・天 候:登山開始12日(曇・ガス)、13日(雨-ガス-晴のち雨)、14日(曇)
・山の難易度:初級~中級者コース(急登・ガレ場(鎖場)あり)
・コース:天神平(~天神尾根~谷川岳・肩の小屋泊~トマノ耳(1963.2M)~オキノ耳(1977M)~一ノ倉岳(1974.1M)~茂倉岳(1977.9M)~武能岳 (1759.62M)~蓬峠(1529M)~
白樺避難小屋~虹芝寮・JR見張小屋~分岐~一ノ倉尾根~一ノ倉沢避難小屋~土合口
・山 域:群馬県と新潟県の県境(谷川岳は、夢枕獏著『神々の山嶺』の舞台)
・地 図:山と高原地図16『谷川岳』2019年版
・メンバー構成:男性7人、女性8人 計15人 年齢:平均77歳
メンバーの登山歴は20年~35年
・筆者の役割:サブトップ(5人のリーダーのうちの一人)
土合口駅~谷川岳ロープウェイ~天神平駅~
谷川岳山頂登山コース~肩の小屋泊(トイレは山頂の小屋のみ)
まずは土合口駅。
荷物を預けるロッカーもあり、利用料金は400円。
数日かかっても増額にはなりませんでした。
土合口駅の中にある無料トイレはトイレットペーパーが設置されており水洗。
狭いけど奇麗でした!
その他、土合口駅の中には売店、食堂、自販機、休憩スペース(ソファとテレビ)があります。
このコースでトイレのある場所は
- 土合口駅(無料)
- 天神平駅(無料)
- 肩の小屋(有料100円)
の3箇所のみ。行けるときにトイレにいっておくとよいです!
写真はロープウェイ運賃表。
- 片道1,230円
- 往復2,060円
- 団体割引もあり
ここからはゴンドラに乗ります!
あっという間に天神平駅にトウちゃこ!
天神平駅にある山頂レストラン『ビューテラスてんじん』で食事とトイレと名水の補給
ここで昼食をしっかり食べました!トイレと水分補給も忘れずに! 確かトイレはレストランの下の階だったかな?
ちょっと美味しい情報
常に流れている名水は無料でゲット!このレストランの奥、食器を返却場所の反対側その名水のコーヒー(400円)がとっても美味しかった!
谷川岳ロープウェイの公式サイトからビューテラスてんじん、山のMAPなど各種情報を確認できます!
天神平駅を出たらすぐに天神平スキー場。ここから登山開始です!
登山道は右方向に回りこんで入山です。いざ登山開始!最初はよく整備してある登山道。体力を稼ぎたい人にはリフトで一挙に1,502Mの峠まで登ることも可能です。このリフトは別料金がかかります。
木道と木やジャリで作られた階段で整備されていました。
行動食や水分補給は個人差はありますが、休憩時にこまめに取るようにしてね。赤い塗装の避難小屋は壁・窓側に坐る場所とテーブルが設置されて雰囲気よし!
ここから先がガレ場・鎖場が多くなる登山道です。慎重にケガしないようにクサリを掴むか、しっかりしたホールド(岩の手がかり)を手で捕まえて登ると大丈夫!
オススメ!100均で使える登山アイテム
今回、園芸用のゴム制の手袋を使用しました。100均で購入(* ̄▽ ̄)フフフッ♪
いつもは草取りに使用してますが、なんせ100均です。汚れても平気、使い勝手が良く、結構、グリップ効果ありでしたね。
ロープ設置場所・鎖場・ガレ場の登り方とコツ
鎖場やガれ場では、ストックをやめて両手をフリーにして、足と手で三点指示!慌てないで高さがある下山は女性は手やお尻をつくことで下りやすくなります。できれば前もって安全地帯でストックはザックのサイドポケットにコンパクトに納めることです。
大勢のメンバーが居るときはお互いに助け合いザックを下すことなく整理します。この時、ザックのサイドにあるサイドコンプレッショントラップを占め固定をしっかりすることを忘れないないくださいね。
天候が良ければ、山小屋に留まり夜はこの広場で星空鑑賞や、日の出を見るのは登山の醍醐味!!
宿泊する肩ノ小屋の屋根にはソーラーパネルが設置 トイレは100円
肩ノ小屋の内容はこんなかんじです!
■設備
・20人程度収容、トイレあり(使用料:100円)但し小屋の外
・売店(ティシャツ、手ぬぐい、スズ、手袋、ビール500円、ワイン、お酒500円
水、お茶のペットボトル500ℓが500円くらい)食堂の片隅で販売してました
■宿泊したときに提供された内容
・寝具(マットとシュラフ、枕=使い心地良好)
・水(雨水を沸かしたものをペットボトル5001本分提供あり)
・お湯(テルモス1本分提供あり)
・お弁当は大きなおにぎり2個と漬物
・夕食(17:30)、朝食の時間(出発時間)は交渉次第
トイレは外なのでヘッドライトをもっていくとよいでしょう。
谷川岳(トマノ耳~オキノ耳)~一ノ倉岳~茂倉岳~武能岳~蓬峠
高山植物を愛でながら、三国山脈を横目の縦走はエスケープはありません。急登なアップダウンのガレ場と油断禁物の鎖場2か所があります。谷川岳から蓬峠までの稜線歩きは、お花畑と笹原で高山植物の楽しみと三国山脈の眺望は醍醐味があります。
中芝新道。地図の記載は『中芝新道は危険個所が多く、上級者向き』。芝倉沢の難所コース
中芝新道の下山は豊富な登山経験者でも『やめた方がいい』と言っているほどガレ場・
滑りやすいトラバース、崩壊の場所があり大岩がゴロゴロする芝倉沢の難所コースらしい!
ウツボグサ、イワカガミ、フロー、ハクサンコザクラ、ニッコウキスゲなどなど、
超~!奇麗に咲き誇る( ´艸`) 一ノ倉岳避難小屋にはトイレや水場はありません。携帯トイレが必要
茂倉岳山頂から谷川岳の稜線歩きを振り返ると急にガスが晴れ縦走した♪~♪ d(⌒o⌒)b♪~♪ランラン
パノラマで広い休憩場所があります。
1700M地点で春から秋にかけて場所によれば山ヒルが大量に発生!
芝倉岳から武能岳へ向かう登山道1700Mの地点で大きなミミズや黒い山ヒルを数匹見かけました。ちょっと(*_*;ポン!谷川岳のどこのコースかは不明ですが、”ヒルが大発生して入山禁止” なんて情報があり、なんとヒル除けのスプレーもあるのです。
用意した方がいいですね。そんな怖い事ばかりではなく、あちこちに咲くシャクナゲにここは『シャクナゲロードだねえ~』とワイワイする登山道でもあります。
この先、茂倉岳の下りで少々難儀な鎖場と急坂があります。鎖場はしっかり両手で掴み三転確保!岩壁に後ろ向きで下降しますが、慎重に慌てずに足場をしっかり見届けるようにしましょう。
茂倉岳の次は武能岳です。ここにも大きな岩壁の鎖場 見下ろすとちょっとドキドキ。かなり危険な一枚岩なので心構えをして「絶対にやってやる~!!」と 気合を入れのりきりました!
登山道の足元にあちこちで咲いている柔らかな黄色いキスゲ
蓬峠~白樺避難小屋~虹芝寮・JR見張り小屋~一ノ倉沢避難小屋~土合駅
長い下りには、武能沢、芝倉沢、幽ノ沢、一ノ倉沢の橋の無い沢渡りと斜度のキツイトラバースが続き危険な場所が多い。なので~ 悪天候ではお勧めできない
蓬峠の標識をやっと見つけた
蓬峠は谷川岳や土樽方面から土合口駅や朝日岳の分岐点になる所です。
天候は午後から回復し、お日様が雲の切れ間から顔を覗かしていたこの時、時間は15時 予定時間より3時間遅れ ┐(´∀`)┌ヤレヤレ『小屋を早朝、5時出発したけど時間がかかったな~』谷川岳肩ノ小屋から蓬峠までは熟練者の健脚コースですね。途中、出会った登山者は単独で熟練者の男性2人でした。
登山中、グループ全体が一緒に行動するべき バラバラは避けたい
遅れの事情もあり、しかたなくグループを先発隊と後者グループになりました。特に多数のグループ登山は登山中、バラバラになることを避けたいですネ
予定は土合口駅に午後16時下山なので宿泊先のホテルに連絡を取る携帯電話が通じたのは、この分岐地点が最後でした。そして、ホテルへの連絡と土合口駅に預けた各自の荷物回収のため、健脚で熟練の男性3人が先発隊で下山、残りのグループは、男性4人、女性8人の12人です。
『明るい時間までに一ノ倉尾根の林道まで行こう ガンバ!』とみんなへ 声をかけ気合を入れ 下山を開始!!残念(´;●;`)ウゥゥ!! ここから先は写真とる余裕も無くなりました。
草原状の真ん中に蓬ヒュッテ 雰囲気は良い感じ
武能岳から長い笹原を下山した先に見つけた蓬峠ヒュッテ利用する時は予約が必要です。但し、2017年にバイオトイレができて、トイレのみ利用は可能 利用料金は500円 う~~ん 高い!!(*_*;予約をすれば営業小屋になり、食事と寝具の提供があるそうです。蓬ヒュッテの予約先=高波菊男 TEL:025-787-3268
白樺避難小屋の先に嫌なガレ場、下山中 事故発生
避難小屋は5~6人程度で利用できる小さな小屋で緊急用『4時か~?』時間が大幅に遅れているし、夕方からの悪天候で少々迷う?夏場は19時ごろまで明るい!明るいうちに一倉沢避難小屋までは行けると判断 下山開始
だが、、嫌なガレ場の下山中、
予想もしてない女性の滑落!!
(*_*) びっくりでした!!
コロコロと転がる女性を見て 思わず 『止まれ~~!!』と叫んだ
これから先は文字ばかりです。ちょっと付き合ってださいね。78歳のシニアの女性は本当に気丈でした。
滑落した原因はちょっとした油断から
登山の歩き方の基本は『静加重・静移動』と『三点支持』です。若い時と違い、足腰が弱くなるシニア女性はこの基本を身につければ登山中の転倒や滑落が断然減ります。また、男性と女性では歩幅や歩く速度などいろいろな点で差がありますよ。自分自身で登山中の行動など『判断力』を身につけることが大切です。
今回の原因は、こんな感じで事故がおこりました。白樺避難小屋を下り、嫌な感じのガレ場の下山に私は『ちょっと待ってて、下山方向を見るから』 とストップをかけガレ場脇の草付きのトラバースをみて、登山道へ降りる時の高さがあったため草付きはやめて岩場に尻もち状態でガレ場を降り、心配な女性一人を同じ方法で指示して下ろした。
上でまっていた男性から『草付きの方が降りやすいワ~』 と声がかかり、その男性に続き、みんなが草付きをトラバース 男性の後ろに続いていた女性が下の登山道に降りる時、前の男性が飛んで降りたのでそれをまねて飛んだ結果、滑落!
私は目撃した瞬間!『わア!! 止まれ~~』と叫んでいた。斜面を4~5M転がり下の小さなテラスでしゃがみ込んだ体制で止まってくれた。『助かった!』 その下は雪渓の大きな沢 (*_*;
『動かないで 今 行くから!!』
『○○さん じっとそのままよ!』と私
男性が一人 下降してザックとストックを拾い
私は軽みで細引きロープですぐに下降
その時、上を見たら一人の女性がキワドイところでしゃがみ込んで固まっていた
『○○さん ○○さんを見て~~』と指示して 介助してもらい
なんとか、この女性も安全な場所へ移動させてもらった。
滑落者の『私なら大丈夫よ』の声にホットした
小さくチョコンと坐った彼女の声に ァ~ 良かった~! (´;ω;`)ウゥゥ70代の小柄な女性、しっかりと受け答えあり、頭の切り傷、肩の脱臼、足首の捻挫はしていたが真後ろで介助して当人が登山道まで上がれた。
登山の時必要と思われる医薬品等は必ず持参
上の登山道で待機していた人が安全な場所で傷口(左目上頭)の消毒と止血をカットバンで行う。肩の脱臼は自分で直せた、足の捻挫はテーピング、血だらけのカッパの着替えて頭は帽子で防御どうも、肩の脱臼は以前からくせになっていたようです。
非常に助かった 先発隊の中1人が途中から引き返してくれた
下山中に危険な場所と斜度のキツイ残雪の沢があり、手薄の後者グループを心配してくれ、体力ある一番若い男性が引き返し登って来てくれた。 ( ;∀;)ちょうど滑落者の手当が終わり、気を引き締めて下山開始をするところでした
『 超~~ヽ(^o^)丿。助かったアリガト――(*´・ω・`)―ネェ♪ 』
『わァ~! 良かった! 助かったね~』とシニア女性の歓喜の声 ( ´艸`)
そして、自分に言い聞かせる心の声
『もう 絶対に怪我人を出さない ファイト一発 オロナミンC だァ~!』
はっきりとした時間ではないが 多分 18時ごろにはなっていたかな?男性5人と女性8人中、怪我人の介助に男性と女性2人がつき熟練の男性に先を歩いてもらい、そのあと10人を引き連れて下山再開。登山道は細い石道で湯檜曽川沿いにアップダウンを繰り替えす
『左サイドは大きい沢があるからネ~ 転ばないで! 』
何度も後者のグループに声かけながら時には細いロープのみの
非常にツルツルとした沢を渡った。 武能沢の支流と思えました。やっと穏やかな樹林帯の下りになり、やはり雨がシトシト 19時ごろかな?早めにカッパの着衣とヘッドライトの装備を指示する。山中では、日が暗くなりだしたら早いです。早めの行動をしましょう!
ビバーク装備は、ツエルト・レスキューシート、ヘッドライト、火器セットなど
『山の天気は変わりやすい』と言います。谷川岳の稜線は、太平洋側と日本海側との分かつ中央分水嶺に属する山で、目まぐるしく天候が変化するようです。
20時ごろ、暗闇の中、行き先の登山道をみたら真っ白な滝があるように見えた『もう ダメだ! 危険すぎる』と判断 みんなに『これからビバークします!』『登り返し安全な場所へ、、移動』そういったみんなは、言われた事を理解してないように見えました。
多分、『ビバーク』の言葉さえ解っていなかったようです。そして
全員(私も含め) ビバークの経験は初めて!! (*_*;
ビバークを決定した4つの理由
- 岩場・ガレ場・鎖場の未経験者が多かった。
- 思わぬ滑落事故が発生し大幅な時間のロス。
- 暗闇での下山は危険。
- 沢・川は悪天候の時は増水するので危険。
沢沿いでのビバークは出来るなら高台の場所を探す
・ビバーク地点は武能岳と茂倉岳の間、湯檜曽川沿いで幽ノ沢支流手前の登山道と思える。
・山ヒルのこともあるので安全な高台の登山道へ引き返し、トイレの場所を確認する
雨の中、ビバーク体制に入り取った7つの行動
- 着替えは無理なので持参の服を出来るだけ重ね着(羽毛服やティシャツ)
- ツエルト2枚をタープのように木々に張る、各自レスキューシートを身体に巻く
- ザックカバーやビニール袋などを敷物に利用。カッパは着たまま。
- 各自持参の折り畳み傘で雨・風を防ぐ。運良く風はほとんどなかった。
- 身体を寄り添うように指示、山側の斜面で坐ったままの状態で過ごす。
- 残りの水分を分け合い、空のペットボトルにツエルトに溜まった雨水を確保
- 行動食は全員の出し合い、分配して朝食をとる。
ビバーク地点(湯檜曽川沿いの武能岳と茂倉岳の間くらい)から下山再開
昨夜見た滝のように見えたガレ場のトラバースをリーダー達で確認
『大丈夫! いままでの沢や登山道より優しいよ~』
『流れている水も少ないからネ~』
みんなで確認してもらう。
早朝 4時に下山行動開始
ここでもドラマの観劇あり!!。
土合駅で待機していた男性2人のうち健脚で登山の熟練者1人が深夜、
一ノ倉沢避難小屋への舗装道路を2往復したり、夜明けとともに、熱いお湯・食べ物・ポカリスエットなどを持参して迎えに来てくれた。
場所は茂倉岳下の樹林帯を下山中に出会った時はウルウル゚ヽ(゚´Д`)ノ゚。 ヤッターン♪
『喉 カラカラ』『美味しい~』とみんなで回し飲み
『腹減ったでぇ~ 助かったワ~』 やっぱり山ともはいいですよね
この人から、これから先に現れる大小の沢(茂倉沢と幽の沢の本流と支流)の様子を知る、水量は男性の膝上くらいで流れは結構早く注意が必要。なので沢を渡る時は男性2人と私が数か所で待機して残りの11人を渡した。
5~6時間かけて一ノ倉沢避難小屋のゲートにトウちゃこ!! 10時ごろ
一倉沢避難小屋から電気バス(8人乗り)と歩きに別れ下山 土合口駅まで
避難小屋は常時開放しています。中は4~5人程度利用可能。板の間です。トイレは公衆トイレで無料、電気バスの駐車場内にありますよ。電気バスは基本本数が少なく、もっぱら土合口駅まで舗装道路を約1時間歩きです。
★ 事前に詳しい事は、みなかみ町役場へ:TEL 0278-62-2111★
『ホテル湯の陣』の支配人様の下山後のご厚意に本当に感謝アリガト――(*´・ω・`)―ネェ♪
ホテルの支配人さんが深夜1頃まで土合口駅で待機してくれてた。下山後も汗と雨でグシャグシャの私達を笑顔で出迎えていただきました。
冷えた身体のみんなにお風呂を用意していただき本当に助かりました。昼食の道の駅までと水上駅までの送迎に感謝。
ホテル湯の陣の素泊まりのおひとり様6000円でした。
ちょっと小話
ドロドロの重たいザックはもう背負いたくな~~い!
ホテルからザックと他の荷物も宅急便で送付、島根(松江)まで約1800円ョロシク(。・ω・))
初めて利用する『サンライズ瀬戸・出雲285系』を15人で乗った!!
なかなか取れない、サンライス出雲の往復キップ(松江~東京)が15人分も取れたのです。超ラッキー!座席は『普通車指定席(ノビノビ座席)』です。座席はカプセルホテルのような雰囲気!上下2段の寝台で頭の部分と足元の通路側に仕切りがあります。
結構広く大きな荷物もラクラクにおけます。ネットや充電などは出来ませんが、窓際に灯りがあるので読書は可能かな?山屋にはマジ贅沢ですが高速バスより身体に優しいコトコトと揺られながらぐっすり~~!
この座席の良いところ、『寝台料金』ではなく『指定席料金』のみで利用できること。
サンライズ出雲は乗車駅から目的地までの運賃に特急料金が必要(注意:繁忙期は特急料金に変動あり)サンライズ出雲の場合、加算されるのが「寝台料金」で、これは区間に関係なく利用する個室の6種類によって違います。
「指定席ノビノビ座席」は、5号車・12号車の一部でこの座席は「特急列車の指定席」
として乗車できます。特急指定席520円(但し、特急指定席は繁忙期時に価格が変動あり)人気があるため15人分が取れたのは 凄い! ラッキー(^^♪ 夏バージョンでしょうか?寝具は薄いモーフ一枚、枕はなし、一枚の布が用意してあります。冷房が効いて敷いていた毛布も掛布団になるくらいでした。
残念なのは飲食のサービスがありません 自販機のみ
食事は乗車の前に購入しておきましょう。自販機はお茶とコカ・コーラ、その他小さいサイズでした。10号車に『ラウンジカー』あり7~8人の座席と窓側にテーブルがありました。真ん中は通路です。
気になる シニア女子の登山中のトイレ 携帯トイレは?
気になるトイレはおしゃれな言葉で! 出来たら入山前に済ませましょう!
女子はトイレに行くときメンバーに『お花摘みに行ってくるね~』というと奇麗でしょ。男子は『キジ撃ち』といいます。”小”なら自然界の浄化システムを考慮してやむを得ないなら安全な場所、安全な時間帯でネ。但し、自然界の害虫などに注意して、岩場・ガレ場・水場はさけてください。”大”なら、しょうが無い時は携帯トイレを利用してお持ち帰りでしょう。
山でのトイレの大原則として3つあります。
- 入山口のトイレですませてから登山開始。
- 行動中は山小屋のトイレや公衆トイレなどを利用。
- 携帯トイレは必ず持参して持ち帰りの勇気を持つ。
「自然に遊ばせてもらう」という思い出で山の自然を守りましょう。