簡単に!サックサックのふきのとう天ぷらとみそドレッシングでオニオンサラダ
早春のふきのとうを天ぷらとみそドレッシングで今の旬をいただきましょう。
ふきのとうの効能で元気をもらい、ビールで乾杯してウイルスが吹っ飛び~!!
「初ものを食えば七十五日生きのびる」
「初ものは縁起がいい」などと昔からいわれています。
無病息災を願う先人達の栄養学ともいえるのでしょう。
『ふきのとう』早春の生命力をいただき元気をもらう効能4つ
冬の間、土中でじ~っと眠っていた「ふきのとう」はふきの花芽。春の山菜でいち早く楽しめる食材です。主な有効成分は次のような効能です。
- アルカノイド:肝機能の強化、新陳代謝の促進
- ケンフェール:活性酸素などの発がん物質を抑制
- カリウム(豊富):ナトリウム(塩分)のはいせつは高血圧効果
- フキノリド(香りの成分):胃腸の働きをよくする健胃(けんい)効果
ふきのとうの薬効は細菌やウイルスにも効き目がある4つ
ふきのとうの薬効:解熱・せき止め・たんを切り・健胃=食欲増進
薬草漢方では、フキはせき・たん・のどの炎症の薬となり、せきを止めてたんをとる効き目があります。この、たんは肺を気管支炎や肺炎から守る役割をしています。たんの中にウイルスや細菌を抑える抗体が含まれているのです。(ICT:情報通信技術を参考)
ワンポイント: 山菜には発がん性物質を多かれ少なかれ含んでいます。
注意することは以下の3つ (日本植物生理学会報告書参考)
- 誤って良く似た毒草を食べない
- あく抜きは正しく行う=重曹を溶かしたお湯で茹で数時間水にさらす。
塩を溶かしたお湯で茹でて水に数時間さらしてもよい。
- 食べ過ぎない ほどほどに! (*´∀`)ノ ヨロシクッ☆゙
ふきのとうが採れる場所は山間部の平地や畑・里山の登山道脇
ふきのとうが自生する環境の3つ
- 水気のある川べりなどの場所
- 直射日光が当たらない場所
- 風通しがよく、穏やかな風がふく場所
毎年、フキが自生する場所で見つけた物です。根っこのところをつまみポッキと折るように採ります。
数年前、5月連休に「白山」を登山した時、下山時登山道脇に冬をじ~っと耐え、やっと芽吹いたあかちゃんみたいに少し黄色い和らかなふきのとうがいっぱいありましたよ。ふきのとうの香りが指先にいつまでも残ってました。
近年、温暖化で雪が少ないせいか独特の香りが少ないように感じています。
ふきのとうを美味しく食べる王道 ”天ぷら”
ふきのとうはアク抜きが必須です。しかし、唯一 天ぷらは必要なし!(*≧∀≦)ノ☆
そして、香り豊かに楽しめるのが良いですね。問題はベチャベチャしないこと!
まずは、汚れた葉は取り奇麗に水洗いをしましょう
アクが強いふきのとうは切断面が茶色く変色します。変色した部分を切り落とします。
一人分5個~7個 早春の風味をいただきます。美味しいのもをちょっとだけ、お上品に
私流は、天ぷら粉と片栗粉を半々に使用します。
天ぷらをサックサックにするため粉は氷水で少しずつ溶かして一個のふきのとうにまぶします。油に投入した時の温度変化のためです。
こんな感じで粉も少量に食材にベトベトつけません。カリカリ、サクサク狙い!
オリーブ油は素揚げに向いてます。お好みでごま油・こめ油などをブレンドしても天ぷらに合っていますよ。最初は中火で2~3回ひっくりかえしお箸の感触がサクサクかカリカリ状態なら上げる前に強火に数秒間するのがより良いコツ!
しっかりと油を切っておきましょう。 (*´∀`)ノ ヨロシクッ☆゙
早春 の香りいっぱいの ふきのとう天ぷら 出来上がり~!! ⌒Y⌒☆
今が旬の新玉ねぎとふきのとうのみそドレッシングでピリッとしたサラダ
甘く、美味しい、今が旬の新玉ねぎを旬の香りのふきのとうをみそドレッシングにオニオンサラダにしてみました~。玉ねぎは大き目のものを薄くスライスして置いておきましょう。辛みは数時間で和らぎます。水に浸すと栄養分が損ないますから注意ネ。
ふきのとうみそは ふきのとう、みそ、砂糖、料理酒でササッと
甘さやみその硬さはお好みですが、今回、ドレッシングにしたいので料理酒は少々多め
レシピ:ふきのとう 7個 お味噌、お砂糖、料理酒
ワンポイント:ふきのとうのあく抜き方法
重曹を溶かしたお湯で茹で水にさらすとほどんど分解します。香り、苦味などの風味を味わいたいなら、茹でて水にさらすだけでもよい。
注意=フキやワラビには発がん性物質を含みます。なので、あく抜きが必須、また、しお漬けで消滅します。摂取量はほどほどに!! 季節の風味を楽しむくらい。食べ過ぎに注意ですぞ!
自然のものは茎の所が黒く痛みがある物もあるので立半分に切り悪いものはやめます。その後、1cmくらいに切ります。
弱火でみそに料理酒とお砂糖を入れて混ぜてとかします。
溶かしたみそに刻んでおいたふきのとうを入れて数分間煮詰めます。最後、味、みその硬さは自分好みで調整してくださいネ。ふきのとう7個と少ないし、みそで炒めるのであく抜きは水に数時間さらして香り・苦味を楽しみました。
スライスの新玉ねぎをお皿にもり、ふきのとうみそをのせて出来上がり~!!
冷蔵庫で一晩ねかせたふきのとうみそはこくがまして、みそとなじみ炊き立てご飯にも合い食がすすみまあ~~す。 きゅうりとふきのとうみそで「もろきゅう」一品もOK!
しっかりあく抜きをして、お浸しも楽しめますよね。工夫しだいでパスタに!
まとめ
山里でみつけた「ふきのとう」だから、香り豊かで苦みも豊富です。この苦味は苦味健胃薬(くみけんいやく)として胃のもたれや胃痛の薬として利用されています。その他、クエルセチン、ケンフェロール、苦味質、フドウ糖、アンゲリカ酸などが含まれ生活習慣病の予防に有効であることが報告されています。(食品機能研究所報告書参考)
自然の恵みから体に良い効能をえたりして、元気で日々を過ごしたいものです。
これからの里山は山菜の時期、山歩きと山菜採りを楽しんでみてはどうでしょう。
絶対に言っておきたいことは~ よく似たものに毒草があります。十分注意してください!
風邪などひかないように! アクティブシニアを楽しみましょう。(*´ω`)ノ またネ♪