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柑橘類でトップ!ビタミンC豊富なゆずで簡単「ゆずジャム」作り!

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田舎からいただいたゆず(柚子)で~す

ビタミンCがレモンの2~3倍の「ゆず」

外皮に栄養成分がつまっているからお勧めしたいジャム

洗う、しぼる、刻む、煮詰める、保存の5の手順でかんたんに作れる

 

「ゆずジャム」作りをご紹介します。

 

ゆず(柚子)ジャムの作り方

ジャム作りは簡単にいうと、洗う、しぼる、刻む、煮詰める、保存の5つです。煮詰める前ににがみを和らげるひと手間かかります。なぜか~?おいしく食べるため~o*^Ω^*)oウンウン

 

ゆずのイメージって風味・薬味・香辛料ですよね。実はゆずの栄養成分は健康面で大きな働きを持っていますよ。

 

香りはリモネンという成分でリラックス効果、クエン酸疲労回復効果、そして、ビタミンCの抗酸化作用はお肌を守るバリア機能の効果に期待できそうです。

 

では、ジャム作りを写真を交えて書いていきますね。( ゚д゚)ノ ヨロ

 

ゆずジャムのレシピ

  • ゆず(柚子)   6個         725グラム
  • ラニュー糖 大さじ12~13   170 ~ 180グラム
  • はちみつ   大さじ5         60グラム
  • 氷砂糖    ひとつかみ

 

1.ゆず(柚子)を洗う

 

水を入れたボールの中で毛の和かいタワシで軽くこすり汚れを取り、再度、サッと流し水で洗う。外皮に黒ずんだところがある場合は包丁で薄く皮をむくように取りましょう。

2.ゆずのしぼる汁とタネを別々に取っておく

半分に切り手でしぼります。その時、ボールの上に網かごをセットしておくと、下に絞り汁、上にタネが残ります。

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1個を半分に切ります。

ワタ(実)の中にも「タネ」はありますからね。しっかり出しておきましょう。

 

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しぼった果汁は煮詰める時に入れます。

しぼり汁は取っておきます。タネは別の入れ物に分けておきましょう。

 

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取り出した「タネ」で~す

3.外皮とワタを刻む

 できるだけうすく細かく刻むほど「にがみ」を感じません一工夫頑張って(*´ノ0`)がんばっ♪ みじん切りをおすすめします。千切りの場合はうすく2cmくらいに刻みます。

 

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外皮の立て切りをさらに細かく刻む!

この向きで長方形になるようにさらに細かく刻みます。ワタも刻みます。ちょっと大変かも。そこで調理道具があれば簡単!

 

ポイント:フードプロセッサーを使うと早く、もっと簡単に刻むことができま~~す。∩(´∀`)∩ワァイ♪ まるごとはだめ~! 外皮とワタもべつべつがいいかな~。 タネはしっかり取り除いてからにしましょう。

 

4.とろみをつけるためにタネから「ペクチン」を取り出す。

  

 

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タネのみ鍋で煮て「ペクチン」を取り出す

タネのみ鍋に入れヒタヒタの水で煮だします。熱湯になったら1~2分で火を止める。鍋のまま置いておくとトロトロの汁(ぺクチン)になっています。この汁がジャムのとろみです。

 

別の方法はタネをお茶パックに入れて3の刻んだものと一緒にジャム作りの時煮だし、熱湯2~3分したら取り出して捨てる。

 

ポイント:タネを鍋で煮る時は煮詰めないこと煮汁(ペクチン)がサラサラの状態で火を止めます。溶けだしたペクチンは冷めると固まる性質があります。

5.にがみを少なくする。

にがみ大好きの方は、3回を2回に! 全然問題ない方は1回くらいでしょう。

あまりグラグラさせないで煮ずるはこぼします。せっかくのビタミンCをグラグラさせると事で壊したくありません。

 

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外皮とワタを一緒に煮て「にがみ」を和らげる

3の外皮とワタを鍋に入れてヒタヒタの水で煮る。2~3分(沸騰前)でザルに取り出し煮汁を捨てる。これを3回繰り返し、3回目はザルに取り出した外皮とワタを流し水でサッと流す。水を十分切っておく。

 

ポイント:ゆずの栄養価「ビタミンC」は熱により壊れるのではないかと思われていますが、熱を加えてから分解に要する時間は長く約26時間かかると研究報告もされています。

 

6.外皮、ワタ、しぼり汁、タネのトロトロの汁を煮詰めジャム作り

 5の煮だした外皮とワタにのしぼり汁とのトロトロの汁(ペクチン)のみ加えて、砂糖かグラニュウ糖を入れて、中火か弱火で煮詰める。この時、じゃもじでゆっくりかき回す。お好みではちみつを入れてもOK。甘さはご自分の好みで調整しましょう。

 

ゆず5~6個の時は、グラニュー糖大さじ15~16ばいで煮詰めました。その後、はちみつで微調整しました。

 

ポイント:少しお皿に取り出しトロミがあればジャムの出来上がり。

 

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50分~60分程度するとトロミが出ます。

 

7.ジャムの保存

 

熱湯消毒したビンに入れて冷蔵なら数カ月、冷凍なら半年は大丈夫です。お砂糖で煮詰めていますので毎日のモーニングで使用してもカビなどの心配はありません。

 

ポイント:ビン詰めのとき角砂糖をひとつかみ中ほどに入れて、冷蔵庫でしばらく(約1~2週間)寝かせるとジャムにツヤと甘さがなじみ「にがみ」もいっそう減ります。

  

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ビン詰めのジャムにひとつかみの氷砂糖

 真ん中に氷砂糖が入ってます。甘いのが好きな方は多めに入れてもいいですよ。その時注意することは、氷砂糖が解けて甘い水分が出てきます。ジャムをビンに満杯に入れないでチョットだけ余裕を残しましょう。

 

 

ゆずの「ビタミンC」はレモン汁の2~3倍、タネは化粧水に!

ゆずのビタミンCはワタより外皮に多く含まれています。そのビタミンCの抗酸化作用には

  1. がん予防
  2. 動脈硬化予防
  3. 老化防止
  4. 疲労回復効果
  5. 風邪予防

の5つの効果があると言われています。

 

そして、ゆずのタネ(ペクチン)からは化粧水も作ることができます。保湿効果があり、美肌・美白と引き締め効果があるようです。ただし、ご自分のお肌に合うかは顔ではなく手や足で十分に試してくださいね。

 

ひと手間かけてゆず(柚子)のジャムを手作り、秋の山歩きで疲れた体を寒い冬が来る前に回復させて風邪をひかないように毎朝のモーニングで楽しんでみてはどうでしょう!